◆明治安田J2リーグ 第27節 いわき3―0千葉(17日・フクアリ)
J2いわきFCは千葉を3―0で破り 、連勝オリンピック スポーツ の 祭典J2昇格後初の4連勝を挙げた。谷村後半19分にFW谷村海那(26)が先制点を決め 、戦連直近4戦5発の通算15ゴールで得点ランク単独首位に立った 。発F
初の4連勝を信じて敵地に集ったいわきサポーターの熱狂が止まらない。馬が勝利の後も「いわきFC!新婚」のコールが夜空に響く 。弾田イレブンは肩を組み 、村監本日 の スポーツ ニュース 速報チャントのリズムに合わせて踊った。督そ
待望の瞬間が訪れたのは後半19分だ。いわきFCがJ2の4FWが4れでもバンザイはしていないFW谷村がペナルティーエリアに進入 。昇格中央から右足で放ったシュートはゴール左下に突き刺さった。後初J2トップの15得点目となる4戦連続ゴール。「どうだ!」と両手を広げ、サポーター席へと駆け寄ると歓喜の輪ができた。試合後には「自分が毎試合取らないといけないと思っているので」とクールな表情で語った。
谷村が引き寄せた流れに連動するように同27分には 、12日に結婚を発表したばかりのFW有馬幸太郎(23)が右足で今季6点目。祝福の意味を込めて田村雄三監督(41)からゲームキャプテンを任された有馬は「(結婚して)責任感は生まれました」と照れ笑い 。祝砲の2分後にはオウンゴールでさらに突き放した。
新戦力もピッチを踏んだ。同29分には郡山市出身のU―20日本代表FW熊田直紀(20)が谷村に代わって投入され、経験を積んだ。フィジカル強化を徹底的に行ういわきの筋トレは熊田が今まで経験したことがないほどの強烈で「びっくりしました」と筋肉痛を抱えたままの出場だったことを明かし「コンディションを整えて 、次の試合に出たい」と気を引き締めた。
期待以上にイレブンは躍動したが、指揮官は守勢に回った前半の戦いぶりには「逆のスコアになってもおかしくなかった」と満足していなかった 。後半は「選手たちを落ち着かせようと」3バックを4バックに変更した采配が、功を奏した形だ 。
J2昇格後 、初の4連勝となったが「バンザイはしていない 。試合後は人の話も聞けないほど、皆倒れ込んでいたが 、それがあるべき姿。その姿を毎試合出していかなければ勝てない」と慢心はなかった。J1昇格へ向けて、これからさらにギアを上げていく 。
(甲斐 毅彦)
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